Love-tuneメンバーの現在と退所真相|異例の一斉脱退から今
2016年の結成以来、圧倒的なバンド演奏力と華やかなダンスパフォーマンスを武器に、ジャニーズJr.黄金期を牽引した7人組グループ「Love-tune(ラブ・トゥーン)」。2018年秋、メンバー全員が一斉に事務所を退所するという前代未聞の発表は、エンターテインメント界とファンコミュニティに激震を走らせました。
その後、7人は「7ORDER(セブンオーダー)」として奇跡の再集結を果たし、誰の手も借りずにインディペンデントな表現領域を開拓してきました。2023年夏の森田美勇人のグループ脱退という転機を経て、各メンバーが俳優、音楽、アート、プロデュースなど多角的なフィールドで目覚ましい躍進を遂げています。当時の退所劇の背後に何があったのか、そして現在の立ち位置はどうなっているのか、客観的証拠と多角的な証言からその全容を紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2018年の全員一斉退所の核心は、ジャニーズJr.として初提示された「専属契約書」をめぐる権利確認と活動方針の齟齬であった
- 要点2:7ORDER結成を経て、2023年6月に森田美勇人が自身の表現追求のため円満脱退し、現在は6人体制で自主自立の活動を深化させている
- 要点3:阿部顕嵐や長妻怜央をはじめとする俳優業、真田佑馬の楽曲提供、安井謙太郎の統率力など、個々のエンパワーメントが結実している
【結成から異例の一斉退所まで】Love-tuneが刻んだ伝説と契約問題の全真相
Love-tuneの歩みは、ジャニーズJr.の歴史において極めて特異な輝きを放っていました。Love-tune結成日経歴を振り返ると、発端は2016年3月4日、舞台『ジャニーズ銀座2016』の出演者発表において安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、萩谷慧悟の4人ユニットとして誕生したことに始まります。その後、同年5月21日の同公演初日に長妻怜央、阿部顕嵐、森田美勇人の3名が合流し、伝説の7人体制が完成しました。
彼らの最大の特徴は、全員が楽器を演奏する「本格派ロックバンド」と、ジャニーズ王道の「ハイレベルなダンスパフォーマンス」を両立させた二刀流スタイルにありました。2017年10月には、CDデビュー前のJr.グループとしては異例となるZepp DiverCity(TOKYO)での単独3Days公演(全3公演で動員約8,100名)を成功させ、デビューは確実視されていたのです。
風向きが急変したのは2018年1月10日のことでした。当時、事務所側はジャニーズJr.の権利関係を整理・法制化するため、初めて公式な「専属契約書」を所属タレントに提示しました。契約内容の確認や将来的な活動方針について、メンバーが一度持ち帰り弁護士等に相談したプロセスが、当時の経営陣との間に致命的なコミュニケーションの齟齬を生む引き金となりました。
取材報道や関係者の証言によると、メンバー側に反逆の意図はなく、あくまで対等なビジネスパートナーとして契約内容を精査したいという極めて真っ当な申し出でした。しかし、旧来的な慣習が色濃く残っていた当時の事務所体制において、この行動は「専属契約の保留・異議申し立て」と受け止められ、徐々に露出機会が制限されていく事態へと発展したとされています。
2018年11月30日、有料公式サイト「Johnny's web」にて、真田佑馬、諸星翔希、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の5名が同日付で退所、森田美勇人が同年12月31日、リーダー格の安井謙太郎が翌2019年3月31日をもって退所することが発表されました。人気絶頂のグループが解散と同時に全員退所する事例は過去に類を見ず、ジャニーズJr契約問題の象徴的事件として芸能史に深く刻まれることになりました。

【早見表】Love-tuneメンバーのプロフィール・担当楽器・メンバーカラー詳細
Love-tune時代から引き継がれ、7ORDERの土台となった7人の基本スペックと個々の役割を整理しました。彼らの多才さは、単なるアイドルユニットの枠を遥かに超えていました。
| メンバー名 | 担当楽器・役割 | Love-tuneメンバーカラー | 編集部の見解・現在の評価 |
|---|---|---|---|
| 安井謙太郎 (1991年7月21日生) | ボーカル・MC・統括リーダー | ピンク | 卓越したMC力とプロデュース手腕でグループの精神的支柱を担い続ける。 |
| 真田佑馬 (1992年11月21日生) | ギター・作詞作曲 | 赤 | バンドサウンドの要。数々のオリジナル楽曲を創出するクリエイター。 |
| 諸星翔希 (1994年10月13日生) | アルトサックス・ムードメーカー | オレンジ | 管楽器による華やかさを加え、バラエティ力と明るさで現場を牽引。 |
| 森田美勇人 (1995年10月31日生) | ベース・ダンスリーダー | 白(※7ORDERでは黄色) | 圧倒的スタイルとリズム感。2023年脱退後は独自のアート事業を展開。 |
| 萩谷慧悟 (1996年11月7日生) | ドラム・ボーカル | 緑 | 力強いドラミングと澄んだ歌声。舞台俳優や声優分野でも存在感を発揮。 |
| 阿部顕嵐 (1997年8月30日生) | メインボーカル・フロントマン | 紫 | 端正なビジュアルと華。2.5次元舞台や映像作品で主演級俳優へ成長。 |
| 長妻怜央 (1998年6月5日生) | キーボード・最年少 | 青 | 高身長と天真爛漫な魅力。近年はドラマ主演や美術制作でも才能を発揮。 |
【実態検証】「事務所との対立」言説の真偽とファンの受け止めたリアル
当時の退所報道に際し、一部ネットメディアやSNSでは「反旗を翻したグループへの見せしめ」「事務所幹部との確執」といったセンセーショナルな言説が飛び交いました。しかし、一次資料やその後の当事者たちの言動を精査すると、そこにあったのは感情的な泥沼劇ではなく、プロフェッショナルとしての権利意識と組織の旧態依然とした体質との構造的摩擦でした。
当時のジャニーズJr.を取り巻く環境は、デビュー組とは異なり、長期的な雇用保障や透明性のある報酬体系が確立されていませんでした。そうした中で提示された契約書に対し、「中身を理解して納得した上でサインをしたい」と申し出た彼らの行動は、現代のコンプライアンス感覚に照らせば至極自然な防衛策です。
ファンの受けた衝撃は凄まじいものでした。2018年3月の横浜アリーナ単独公演以降、冠番組『イケメン oligosaccharide(真夜中のプリンス)』の終了や雑誌掲載の激減など、露骨なフェードアウトを目の当たりにしたファンコミュニティは、署名活動や購買運動を展開。解散発表時の悲痛な叫びは知恵袋や掲示板に溢れかえりました。
しかし、メンバー7人は退所時に誰一人として事務所への恨み言を口にしませんでした。公の場で語られた言葉の節々にあったのは、「自分たちの可能性を信じてくれたファンへの感謝」と「7人でしか作れない音楽と世界観を貫く」という強い覚悟でした。ファンの間で「伝説」と呼ばれる所以は、理不尽とも言える逆風の中にあっても、グループの誇りと結束を決して安売りしなかった点にあります。

7ORDER結成から現在へ|森田美勇人の脱退理由と最新の活動動向
全員退所からわずか2カ月後の2019年5月22日、7人は「7ORDER project」の立ち上げを発表しました。合言葉は「Happyをみんなで作り上げていく」。誰かの敷いたレールに乗るのではなく、自らの足で立ち、自主レーベルの設立やライブ制作の直接交渉など、完全セルフプロデュースでのリスタートを切ったのです。
2021年1月13日、日本コロムビアから1stアルバム『ONE』およびLIVE Blu-ray & DVDを同時リリースし、異例のメジャーデビューを果たしました。武道館公演を即完させ、幕張メッセなどの大型アリーナツアーを成功させるなど、退所タレントのグループ再結成モデルとして業界内外から高い評価を獲得しました。
順風満帆に見えたプロジェクトに新たな転換点が訪れたのが2023年6月14日でした。ベースおよびダンスの中核を担っていた森田美勇人がグループからの脱退を発表したのです。
この森田美勇人脱退理由について、公式発表および本人のステートメントでは「自身の表現したいアートやファッション、個人のクリエイティブ活動に専念するため」と説明されました。一部で噂されたメンバー間の不仲説は完全に否定されています。森田は以前から自身のプロジェクト「FLATLAND」を主宰し、障がい者アート支援やアパレルデザインなど、音楽以外のカルチャー領域に強い関心を持っていました。
7ORDERは「誰かの夢を縛らない」という理念を共有していたからこそ、徹底的な対話を重ねた末に森田の背中を押す決断を下しました。脱退ライブとなった2023年6月末の公演でも、涙と笑顔が交錯する温かな空気に包まれ、円満な離陸であることが証明されました。
森田の脱退を経て6人体制となった7ORDERは、音楽プロデューサーとの積極的なコラボレーションや個人活動のブーストへと舵を切りました。7ORDER現在の動向は、各方面で成熟した結実を見せています。
- 安井謙太郎:グループのリーダーとしてクリエイティブ全般を統括しつつ、ラジオパーソナリティや映画出演、イベントプロデュースでも手腕を発揮。
- 阿部顕嵐:舞台『ヒプノシスマイク』や数々の主演映画、ドラマで圧倒的な主演俳優としてのキャリアを確立。ソロファンクラブや個人の表現活動も絶好調。
- 長妻怜央:TOKYO MX等の連続ドラマで主演を務め、主題歌も自ら担当。さらに独自の絵画個展を開催するなど、マルチアーティストとして覚醒。
- 真田佑馬:7ORDERの楽曲制作はもちろん、外部アーティストへの楽曲提供や映像制作の監督としてもクレジットされるなど、制作側の主軸へ。
- 萩谷慧悟:卓越したドラムテクニックを武器にフェス出演を重ねる一方、舞台俳優や声優業、趣味のダイビング関連のアンバサダーなど多彩に活躍。
- 諸星翔希:サックスプレイヤーとしてジャズフェスへの参加や、卓越したトーク力を生かしたバラエティ番組・情報番組のレギュラー出演を継続。
- 森田美勇人(ソロ):自身主宰のクリエイティブ活動を軸に、モデル、デザイナー、ワークショップの開催など、独自のカルチャーアイコンとして活動中。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|「圧力による干渉」言説の再検証
ネット上では今なお、「Love-tuneは地上波テレビから完全に干渉を受け、消されたグループである」といった極端な言説が散見されます。しかし、この解釈には決定的な盲点が存在します。
確かに退所直後の2019年前後は、民放主要キー局の音楽番組への出演ハードルが極めて高かったことは紛れもない事実です。しかし、2019年7月に公正取引委員会がジャニーズ事務所(当時)に対して独占禁止法違反につながるおそれがあるとして注意処分を行ったことを契機に、業界の空気は段階的に変化していきました。
7ORDERが選択したのは、既存の地上波全国ネットに依存しない生存戦略でした。独立直後からTOKYO MXでの冠レギュラー番組『バラいろダンディ』出演や『イケダンMAX』『イケダン7』の放送、全国の地方局・ラジオ局とのダイレクトな提携、さらにはYouTubeやSNSを駆使したダイレクトマーケティングを構築しました。
つまり、彼らは「干渉によって活動の場を奪われた被害者」にとどまるのではなく、「メディア環境の変化を先取りし、独自の収益モデルを確立した先駆者」として市場に適応したのです。ネットの誤解の多くは、退所当時の悲劇的なイメージにとどまったまま、彼らが切り拓いたビジネス的自立の成果をキャッチアップできていないことに起因しています。
【プロの結論】タレントの自己決定権とエンターテインメントの未来像
芸能ジャーナリズムおよび組織社会学の観点からLove-tuneの歩みを総括すると、彼らの軌跡は「昭和・平成型のタレント囲い込み構造」から「令和型のエージェント・自立共生モデル」への構造転換を体現した歴史的事例であったと言えます。
かつての芸能界では、事務所の決定は絶対であり、タレント個人が契約内容に疑問を呈したり、自らの権利を主張することは「タブー」とされてきました。しかし、個人がブランドを持ち、SNSでファンと直接つながれる時代において、理不尽な従属関係は持続不可能です。Love-tuneの7人が身をもって示したのは、組織の庇護から離れても、揺るぎない実力と誠実なコミュニケーションがあれば、表現者として誇り高く生き残れるという事実でした。
この歴史を踏まえ、現代のファンや関係者がどのような視座を持つべきか、明確な基準を提示します。
- 向いている応援スタンス:タレント個人の自己決定権を尊重し、グループの形が変わってもそれぞれの人生の選択を祝福できる人。音楽性や舞台作品そのもののクオリティに価値を見出せる人。
- 慎重になるべきスタンス:「大手事務所の看板」や「地上波プライム帯への露出頻度」だけをアイドルの成功基準と捉えてしまう人。結成当時の7人の形だけに固執し、メンバーそれぞれの個人的な成長や変化を受け入れられない人。

【love-tune メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Love-tuneの正式な結成日とメンバーカラーは?
A1:最初の結成発表は2016年3月4日(4人体制)、7人体制となったのは2016年5月21日です。メンバーカラーは安井(ピンク)、真田(赤)、諸星(オレンジ)、森田(白)、萩谷(緑)、阿部(紫)、長妻(青)でした。なお、その後の7ORDERでは森田のカラーが黄色に変更されるなどの微調整が行われました。
Q2:なぜ7人全員が一斉にジャニーズ事務所を退所したのですか?
A2:2018年1月に事務所から提示された専属契約書に対し、メンバーが内容の確認や将来の活動方針について慎重に精査・相談しようとしたことが契機です。このプロセスの行き違いが経営陣との溝を深め、結果としてグループの将来を守るために全員で退所する道を選択しました。
Q3:森田美勇人が7ORDERを脱退した理由は何ですか?
A3:2023年6月、自身のアート、ファッション、個人のクリエイティブ表現により深く注力するため、円満に脱退しました。不仲による分裂ではなく、お互いの人生と表現意欲を尊重し合って下された前向きな決断です。
Q4:現在のメンバー同士の関係性や、再合流の可能性はありますか?
A4:メンバー同士の交流は続いており、個人のSNSや舞台観劇などで良好な関係が確認されています。現時点で森田が7ORDERに復帰する公式な予定はありませんが、それぞれのフィールドでリスペクトし合う盟友としての絆は現在も固く結ばれています。
まとめ:自らの道を切り拓いた7人が切り拓く新時代のエンターテインメント
Love-tuneから7ORDERへ――。彼らが辿った道のりは、決して平坦なものではありませんでした。人気絶頂期に訪れた活動休止と全員退所という未曾有の試練、メジャーデビュー後の環境変化、そしてメンバーの脱退。しかし彼らは、どんな逆境においても誰かを責めることなく、常に自分たちの足で立ち、音楽とパフォーマンスで答えを提示してきました。
大手プロモーションの力だけに頼らず、自らのクリエイティビティとファンとの信頼関係を武器に道を切り拓いた彼らの存在は、激変する日本の芸能界におけるひとつの「希望のモデルケース」です。それぞれの信じる場所で輝きを放ち続ける彼らの航海から、今後も目が離せません。 (出典: lovetune メンバー(Yahoo!ニュース))